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Consideration of an office worker living in Tokyo

長時間労働 裁量労働制と年功序列の比較

う〜ん。電通の一件で長時間労働が問題になっているけど、案の定マスコミは総攻撃かと思ったら、意外な展開だ。つまりマスコミ自身のオピニオンとして出しているところ、見かけましたか? 一応触れているし、コメントも添えられて入るものの、遠回しでなんか…

10月歌舞伎公演 通し狂言 仮名手本忠臣蔵 を国立劇場で観てきた

久しぶりの歌舞伎だ。5年以上前になるが、確か中村吉右衛門の討入前夜のお話だったと記憶している。吉良邸の隣で起きているてんやわんやの顛末を吉右衛門好演のもと大変楽しんだ。 今回はというと、通し狂言の三部作の第一部ということで、 大 序 鶴ヶ岡社…

映画|マネー・ショート The Big Short

2007年のサブプライムローン 破綻の物語だ。 監督:アダム・マッケイ 出演:マイケル・バーリ役:クリスチャン・ベール マーク・バウム役:スティーブ・カレル(スティーブ・アイズマンがモデル) ジャレッド・ベネット役:ライアン・ゴズリング(グレッグ・…

小説「蒲団」田山花袋、を久しぶりに読んでみた

いや、これかよ、って思うにちがいない。しかしこれは、れっきとした変態・純愛・私小説だ。文学史的には自然主義と呼ばれるんだけど、フランスに始まると言われる自然主義は客観的な描写が特徴なのに、日本では私事を赤裸々に暴露することになってしまい、…

鎌倉 鉢の木で1つ星の懐石ランチを頂く

久しぶりの鎌倉だ。例によっていつも連んでもらっているI氏含む4人で街歩きだ。あいにくの雨模様だが、久しぶりの鎌倉をたのしみにしていた。 そして冒頭の円覚寺でこの書だ、 金澤翔子さんの書 素晴らしい。実際の大きさは約2畳程で大迫力だった。「佛心」…

劇場版MOZU

MOZUって面白いですよね。WOWWOWでたっぷり楽しんで、いよいよ劇場版ということで、ファンのワクワクさはマックスだと思います。 早速、劇場版MOZUについて、と言う前に、どうしてWOWWOWのオリジナルが面白いのか、についてちょっと考えてみたいな…

書芸 9月のSOGEN教室から

ちょっと更新サボっていましたが、9月のSOGEN教室の様子を。 今月の先生は版画家の中田有華先生。 今回は書芸と版画とがどんな感じで融合するのかと楽しみでした。 使うのは厚手の和紙にマットメディウム。 メディウムって何?、ですよね。あくまで説明用イ…

関川夏央の短篇小説集 水の中の八月

今週のお題「プレゼントしたい本」。本か〜、個人的には読書量はそれほど多いとはいえないのだが、ん?、ちょっと待てよ、だ。どちらかといえば映像を見ることが多いのは私だけではないだろう。実は映像には必ず脚本や原作が存在する。 なので今回は、映像作…

豊洲市場で起きていることをプロジェクトマネジメントの視点で見てみる

小池都知事が豊洲新市場への移転延期を表明してからザワザワしている今日この頃。マスコミはさまざまな問題点を連日取り上げているが、ここでは全く違う点からアプローチしたい。 小生もデベロッパーで建築企画から事業実施、引渡しのマネジメントと関わって…

時事、イギリスのEU離脱

損得勘定の問題なのだろうか。いや、日本からは見えない現地の肌感覚があるはずだ。少なくとも今のEUの制度は域内の関税が自由だから、生産能力の高い国が一人勝ちするシステムだ。だから事実上のEU=ドイツ共和国が成立している。仮に、もし、で想像をたく…

コーヒーについて

コーヒー好きは多いと思う。かくいう私もその一人だ。 今回はそのコーヒーについてなんだけど、「夏にはアイスコーヒー、冬にはホットかな。」という人が多いと思う。多分大多数がファジーにアイスとホットを行き来する人々だと想像する。次に少数派だけれど…

ウイスキーの話 飲み始めはどんな感じだったかな

ウイスキーを飲むようになってかれこれ15年ぐらいだろうか。実はそれ以前は若干苦手にしていたのだ。もちろん人並みにお酒を飲み始めるようになってからは、それ以外のお酒はコンプリートだったのに、である。一番はあの独特の風味かと考えていたのだが、飲…

帝国ホテル大阪 に宿泊& 久々の大阪駅にびっくりした〜

帝国ホテル大阪 Imperial Hotel Osaka 去年の夏(2015)のことだ。東南アジア赴任時代に英語の家庭教師をお願いしていたイギリスの老紳士=Hさんという方がいる。実はその方、イギリス人でありながら関西にご自宅をお持ちだ。普段は東南アジアに住んでい…

夏の終わり、って

お題を振ってみたが、いきなりだけど、瀬戸内寂聴の小説「夏の終わり」をさしてはいない。でもこの小説は2度映画化されていて、自分が見たのは1963年の池内淳子版ではなく、2013年の満島ひかり版のほうだ。寂聴作品らしい濃厚なメロドラマに仕上がっていて、…

お台場とインバウンドとオリンピック

いきなりインバウンド(※)なんて、って言わないでほしい。お台場のDECSに来てみたのだが、外国人比率はざっと25%といったところだろうか。つまりはインバウンドの恩恵を受けている真っ只中なのだ。お盆の最後の日曜日とあって、どこもかしこも混雑してい…

東京にこんなところが?青梅のみたけ山に登ってみた

青梅のみたけ山に行ってきた。御岳は日本にいくつもあるのだが、おんたけ、ではなく、みたけ、だ。とにかく近くて行き易いのが魅力。新宿から1時間ほどでついてしまうトレッキングスポットだ。 頂上近くの滝も霊験あらたか、いい感じだ。 通り道も木陰中心…

渋谷うな鐵でお重をいただく

この季節はどうしても多くなってしまう。ウナギだ。頼むのは決まってこれ、 2100円のランチ重だ。ちょっと背伸びで、お味も上等。渋谷でのちょい寄りには最適です。

リッツカールトン 大阪と京都の違いは何か

7月の週末に駆け足で二つのリッツカールトンに行ってみた。泊まってみた、と言いたいところであるが、直前予約でリッツ2泊は一介のリーマンには難しい。というわけでラウンジで喫茶しつつ、ふらりとエントランスラウンジ周りと外構を回ってみた。 大阪のリ…

京都 夏の和スイーツといえばこれ鍵膳のくずきりをまた食べたい!

2015年の夏のことだ。と書き出したのだが、たまたま大阪からの帰途の途中、京都で途中下車した。なので、去年に引き続き2016年の夏のこと、になった。時間は無かったのだが、どうしても食べたい物があったのだ。そのどうしても食べたかった物とは「くずきり…

渋谷 松川でうなぎのお重をいただく

まあ、地元と言っていいぐらいの場所となった。渋谷のQフロントの近くにそのお店はある。ちょっと間を空けてしまうと、ふつふつと湧き立つうなぎ食べたい症候群の始まりだ。仕事の途中でどうしても食べたくなり、うな鐡と迷ったのだが、久々なのでこちらにし…

渋谷のケバブカフェで代々木上原のモスク見学のトルコ気分を延長する

代々木上原の東京ジャーミーCamii(モスク=寺院でありトルコ文化館も兼ねている)を見に行ったら食事も味わいたい!というわけで、見学ツアーの方にトルコ料理店の場所を聞いて渋谷へ。ラマダン=断食の真っ最中ということで、寺院にある食堂では日が沈んだ…

代々木上原 東京ジャーミーでトルコ旅行気分を味わう

東京ジャーミー。聞き慣れないと思うが、代々木上原にある都内最大級のモスク=イスラム教の寺院だ。 元々 日本ではイスラム教を回教と呼んでいた。そのため諸先輩型はモスクではなく回教寺院と言うと通じる。ジャーミー、はトルコ語で金曜礼拝の意味だ。イ…

食べ歩き | 銀座 佐藤養助で稲庭うどんをいただく

銀座にある佐藤養助は稲庭うどんのお店だ。8年ぶりのご無沙汰となり、馴染みの女将さんはすでにいない。少し寂しいのだが、きっちり締めたキラキラのうどんは相変わらずで、喉が鳴る。 初めてきたのは更に遡り、10年以上前だ。遊び仲間の先輩たちと、銀座に…

街歩き|銀座 東急プラザ

久しぶりの銀座だ。今回訪れたのは、新規オープンの銀座東急プラザ。建設途中から気になっていた、例の「江戸切り子」のファサード。すげー。昼もいいけど、夜もいいね。 昼、 夜はこんな感じ、 で屋上がこれ。涼しくて気持ちいい。 一回りして気づくのは、…

真田丸展 | 江戸東京博物館

大河ドラマでご存知の真田丸の展示会を見に行ってきた。最後の週末のためか、まあまあの人出。なので、ゆっくり堪能とはいかないが、時々間近で観ることは出来た。 まあ、先月の若冲展のことを思えば、待ちなしでインできるだけで御の字だ。 真田と言えば、…

食べ歩き|目黒 うなぎ鮒一でお重を

2015年の春はよほどたまっていたのだろう、立て続けにウナギをいただいていた。うなぎ鮒一は目黒駅前から権之助坂を下途中の三角州にある。 小さい店だが目立つので直ぐにわかるはずだ。座れると良いなと思いながら入ると、運良く小さい卓が開いていた。いつ…

食べ歩き|新宿 うな鐵でお重をいただく

2015年の年初。約三年の海外滞在でたまりにたまった日本食へのストレスを発散しに新宿のうな鐵に向かう。その日は赴任先から一時帰国し、白金の北里病院に近い長期宿泊タイプの貸部屋に宿を取る。もうこのころから、ハイシーズンはホテルが満室稼働で長期滞…

映画|逃亡もの5選

いきなりだが、逃亡ものが好きだ。おそらくそれは心理学的にみると、何らかの傾向が見て取れるのかもしれない。しかし、そんなことはどうでもいい。逃げている、と言う部分に萌えていることは事実なのだ。そして、引っ張って引っ張ったあげくのエンディング…

リノベーション|善光寺 藤屋御本棟 FUJIYA GOHONJIN

善光寺でこのような建物に出会えるとは思わなかった。だから街歩きはやめられない。 立ち寄った経緯は偶然である。善光寺参りからの帰り道、長野駅への巡回バス停を探していたところ、バス停の前に瀟洒なホテル建築があった。HOTEL FUJIYAと玄関…

食べ歩き|白馬 蕎麦酒房 膳ZENで信州蕎麦をいただく

白馬村で蕎麦といえばここだ。 今回で2回目なのだが、やっぱり落ち着くなあ、ここは。こちらは電話して予約することをお勧めします。観光地なのでハイシーズンとオフシーズンの差は激しいのだが、予約なしだとピークにぶつかり結構待つことになることがある…