西穂高山荘で不意の一泊
三連休に西穂高日帰りを目論み、金曜夜の夜行で上高地へ向かう。
朝6時の上高地帝国ホテル付近。雨が降って来た。。。
今回は上高地の帝国ホテル前で下車し、西穂高山荘を目指すコース。このコースのメリットは西穂高を挟んだ反対側から登ってくるケーブルカーを利用する登山者との時間差を利用できる点だ。
しかし当日はあいにくの雨。。。
ケーブルカーの場合、朝1番で登山を開始しても中継点の西穂山荘へは早くて10時半。上高地からだと、バスで帝国ホテル前に着くと朝6時には登山開始。中継点までは早くて8時半、ゆっくり向かっても3時間半。つまり9時半。山荘からは同じコースなので1時間早く山頂に向かうことになる。普段はいいのだが、連休や紅葉ハイシーズンだとこの違いは決定的だ。渋滞を尻目に下山の途につくことができる。ただし、日の出後に山荘を出る場合は注意が必要だ。その場合は独標ターンが、前提だ。今回の私もそれ。西穂高山頂を入れると朝5時に山荘発で独標ご来光パターンでないと狙えない。いずれの場合も、ケーブル組が山荘につき始める頃に山荘に着、が目途。それならケーブルで温泉に降りるもよし、上高地に徒歩下山もよしだ。
どちらも平湯バスターミナルまで行き、直行バスか松本までバスで行き特急あずさで新宿を目指すことになる。
とても山頂を目指す雰囲気ではないので、思い切って山荘に泊まることに。まあ、雑魚寝で9,500円を高いと見るかは個人によるでしょうが、そのまま引き返してまた来るタイミングがいつになるかを考えると、選択肢としてはありです。
山荘の夕食。20年以上のベテランがご一緒だったのですが、随分良くなったと感慨深げでした。
この朝日がご褒美ですね。これを山頂で見る組は5時の暗いうちから出発していました。
下に見えるのが上高地。標高差1,000mというところでしょうか。
山頂が見えて来ました。
今回は体調を崩してしまい、手前の独標止まり。。。残念です。また雪辱しようと近い下山の途に。
次回は山頂を目指します。
山荘に戻るとケーブル組が続々と到着始めていました。独標でこのペースなので、山頂だと帰りの渋滞が目に浮かびます。
帰りはケーブルカーで。しかし、ケーブルカーまでが意外にハード。もちろん上高地からの上りよりは随分楽です。
ケーブルカーならではの眺め。これは槍かな?
帰りは平湯のバスターミナルで温泉に入り、一路松本に。松本からはおなじみの「あずさ」で新宿へ。
休日の山頂ラッシュはきついけれども、やはりアルプス入門編としてはお勧めできる西穂高。 また挑戦したいな〜。
浜町のオフィス&ショップ「HAMA1961」と「Hama House」を見学
浜町駅はもしかすると初めて降りることになるかも知れない。東京に住んで30年が経とうとしているが、もちろんのこと。初めて降りる駅はまだまだある。実は初めて住んだ街が江東区東砂なので、実は近いと言うことに地図をみて気付いた。
HAMA1961はリノベ、HamaHouseは「街のリビング」をコンセプトにした複合ビルだ。1Fに書店、2Fにキッチンスタジオとプロデュース会社goodmorningsのオフィス、3Fはクリエーター向けのスモールオフィス。屋上はルーフテラスといった具合。
まずはHAMA1961。築年1961年の建物を1Fをセレクトショップ、2Fをデザイン会社のオフィスとしてリノベーション。
パリ発のPAPIER TIGREのステーリョナリーショップ。
1階の片隅にキッチンがあり、いい感じです。
2Fのオフィス
うん、デザイナーっぽい。僕の場合はもっと雑多なアトリエっぽい感じが好きだけれど、とんがったデザイナーは何もないすっきりしたスタジオを好みそうです。
でもって、お隣のHama House。こちらは新築。
1Fには書店とカフェ。2Fのオフィスは準備中ということで、そそくさと3Fのスモールオフィス階に。
螺旋階段を登ると屋上。
この日はイベント用にテントで雨よけがあり。コーヒーを振舞ってくれました。
入り口で迎えてくれる植栽がいい感じだ。
プロジェクトチームは以下のとおり
企画:good mornings(株)(イベント・セミナー・ワークショップの企画運営会社で今回全面プロデュース)
設計:オンデザインパートナーズ
開発:安田不動産(株)(こちらが仕掛け人)
今回は招待者のみでしたが、オープン後はショップとして運営しています。周辺には安田不動産の企画物件がずらり。楽しめますよ。
書道用筆 武林邵芝巌 小号 山馬書画提筆 の書き味がとても良いことについて
書を長年やっているとやっぱりこの筆が良いとか、この墨がいいとか、だんだんと好みが出てきます。
私にとってはこの筆が非常に心地よく、ここ11年使い続けています。この筆と出会ってからはなかなか浮気出来ないでいたのですが、最近少しづつ色々試している今日この頃です。
さて、この筆「武林邵芝巌 小号 山馬書画提筆」(読み方不明)は書の教室の先生のおすすめで使い始めたものですが、同じ筆がいつも用具店にあることはまれです。どうして探し始めたかといえば、理由は簡単。へたってきたのです。数本あったものがとうとう最後の1本に。。。
そろそろ限界です。
最初はさまざまな書道用具点を回り、毛の種類やサイズを見ながら物色していたのですが、らちが明きません。同じ書き味の筆なんて早々見つかるものではないことを痛感していたのですが、長らく見つからず終いでした。
ところが最近ネットで検索していたらひょっこり見つかったのでびっくり。お試しに購入してみたら同じ書き味だったので、これでようやく再入手出来ます。
で、いろいろと探すうちに、筆の世界も色々なのだとわかり始めました。
ちなみにこちらの筆は、「武林」と書いていますので「杭州」を指します。
つまり中国は杭州のメーカーということになります。有名なのは上海工芸ですが、杭州の筆も結構一大勢力なのですね。他にも北京あり蘇州ありとメーカー別に特徴があって面白い。
でもってこの筆の書き味なのですが。一言で言えば硬めで楷書向き。となります。行書も硬めに仕上がります。
羊毛使いの先生に習うとどうしてもやわらかい羊毛ならではの筆線がでるのですが、現在通っている教室はかっちり系の楷書がメイン。お手本も松本芳翠先生のもの、唐代の楷書をベースにした端正な筆勢が特徴の書家です。
それがこの筆とベストマッチ。がんがん使いやすい価格も魅力で、非常に助かります。
こちらのお手本は銀座の鳩居堂にて入手可能です。色々探しましたが、東京都内ならここ。
もちろん日本にもご存知の呉竹やあかしやを筆頭にたくさんの製造元があり、そのディープさについついはまりそうになります。ただ日本のメーカーの場合、実は中国製なんてこともあるので、気をつけるに越したことはありません。
もちろん日本人職人の手による筆は値段をみれば一目瞭然。つまり高価です。もちろん私は職人製のものではなくメーカーの工場生産品を主に使っているのですが、、、それも中国製。
まあ、気にし始めるときりが無いので、そこまであまりのめりこまないようにしていますが、書芸をたしなんでいる間はそうも行かないでしょうね。でも一定のブレーキを踏んでおかないと、際限が無くなりそうで怖いです。
「武林邵芝巌 小号 山馬書画提筆」はこちらでネット購入できます。
渋谷の宮崎地鶏料理「車」で焼き鳥ランチ
久しぶりだ。こちでランチを頂くときはトロトロの親子丼と決まったいたのだが、現在糖質制限真っ最中、ということで宮崎地鶏炭火焼定食に。でも、これもありですね。もともと宮崎地鶏系で飲む際にはこの炭で真っ黒の焼き鳥をつまみに一杯のむのが相場だったのだが、ランチもありですよ、全然。
でな訳で、昼から歯ごたえ地味抜群の地鶏をいただきました。
渋谷駅から近いのもいいですね。
丸の内三菱一号館の美術館でダビンチ&ミケランジェロ展を拝見
三菱一号館は初めて入ります。
綺麗に改装していますが、元建築をしっかり残し、機能性アップを図るリノベーションを成功させていました。
当時が偲ばれますが、ものすごくお金がかかったことだけは想像できます。
さて、ダビンチ&ミケランジェロ展ですが、今回は必見です。空いているのもそうですけど、なにしろ素画の多さが特筆ものなんです。時々ファクシミリ版が混じっていますが、コピーの性能が上がったということでしょう。
本当によく複写できておりました。
もちろん直筆の素画には敵いませんが。。。
展覧会概要は以下です。9月24日までやっています。
(展覧会HPより転載します)
会期:2017年6月17日(土)~9月24日(日)
開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
夜間特別開館:8月15日(火)~18日(金)は、10:00~20:00まで※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館(但し、祝日は開館)
主催:三菱一号館美術館、日本経済新聞社、テレビ朝日
後援:駐日イタリア大使館
協賛:損保ジャパン日本興亜、大日本印刷
協力:アリタリア-イタリア航空
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
展覧会サイト:http://mimt.jp/lemi 美術館サイト:http://mimt.jp