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Consideration of an office worker living in Tokyo

新潟県見附市の産直コシヒカリをいただく

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 本当に久しぶりだ。

何をかと言うと、新潟産コシヒカリを頂くのがだ。お米そのものはちょこちょこいただくのだが、産直のコシヒカリを農家から直接購入し炊き立てをいただくのは、とても久しぶりだ。

 

それもそのはず。血糖値が気になる年齢になると、ゴハンの量を気にし始めるようになる。という事情もあり、炭水化物を取りすぎないように注意していたのだ。そしたらスンゴイ効果があったこともあり、銀シャリにはとんとご無沙汰になってしまったのだ。

 

知り合いを通じて購入したのだが、新潟産のコシヒカリの直売なんてなかなかない。しかもとれたての新米で、好みの7分つきで突いてもらった。この時点でたまら〜ん!

 

いただいたお米はこちらだ。

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で生産者はこちら、

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これがうまいのなんの。

もちろんお米だけでマジ美味いので、本当に罪作りだ。

だからこそ食べ過ぎないように、じっくりといただきたい。

 

やはりおススメはそのままだが、個人的には塩にぎりも捨てがたい。

 

でもって今回の頂き方はこうだ、

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白メシ硬めで明太子のせ。

味噌汁は絹ごし豆腐にネギ多めを赤味噌で。そこで終わるはずが、焼き鮭プラス。嗚呼、鉄板メニューになってしまった。

 

やばい、また食べたくなってきた。。。 

 

問い合わせ先は下記でございます。

www.kome-kazoku.jp

 

 

ホーチミンの”暖暮”で本格豚骨の九州ラーメンをいただく

マジでうま〜い!!

師走の東京で12月初めのベトナム出張時の豚骨ラーメンの味を噛み締めている。

だって、あの九州ラーメン「暖暮」の味がそのままHo Chi Minh市内で頂けるなんて思っていなかったものだから。

2年ぶりのベトナムで、関わっていたプロジェクトや街の変わりっぷりを見るにつけ、とにかく驚きっぱなしの日々。確実に車が増えいている一方、JAICAによる地下鉄工事も順調に?進んでいた。確実にシナ半島におけるバンコク、KLの次の席はホーチミンだ。

 

と、まずはホーチミンのらーめん事情だが。

私が住み始めた2012年あたりはまだまだ創世記という感じで、そこそこのラーメンが頑張っている感じだった。もちろん老舗日本料理屋さんでもラーメンは出しているものの、専門店の味には届いていなかった。ところが帰国する2015年には、おや?、と思える本格派がちらほら出始め出した。それでもなお、スープはいけてるのに製麺に難ありのお店が多く。美味しいお店はだいたい、自家製麺の場合がほとんどだった。だからラーメン文化が広がるには日本人が満足できる製麺工場を待たねばなるまい。

でもって、今回の暖暮だ。

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いや、ほんとにびっくり。まるで日本の味なんだもんね。

日本人赴任者はおろか、現地ラーメン好きの度肝を抜いているらしく、あっという間に人気店に上り詰めた。

 

で、私がいただいたのが、このシンプル豚骨、 f:id:shimizunomukai:20161229181342j:image

 

はあ〜、たまりません。

 

ホーチミンにお寄りの際には是非お勧めします。

そのほかにもお勧めがありますが、それは別の機会に、、、、

 

 

 

舎鈴 新馬場品川宿の一角にある六厘舎系のラーメンをたべる

天王洲アイルにある文具屋さんに行こうとしたら休みだった。家は東品川なのでちょっと歩くことになるが、どうしてもパイロットの万年筆用インクカードリッジが欲しくて、さてどうしようとなった。やっぱり欲しいので品川まで足を伸ばしてみることにする。

せいぜい5キロだから大丈夫だと京急沿いに歩き始めると新馬場駅最寄りにその店はあった。六厘舎系の舎鈴だ。

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醤油ラーメン好きにはたまらないあのスープの香りに負け店の中にはいる。

遅めの昼食を取っているのに、まだ夕方早めの時間なのに、、、はいってしまった。つけ麺にも惹かれるものの、ここはシンプルな醤油ラーメン。

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たまりません。

 

 

 

京都伊右衛門サロンで懐石ランチ

先日の京都出張の際、到着したてでちょうどお昼となった。コーディネーターのすすめで伊右衛門サロンで懐石ランチをいただくこととなった。

えっ、サロン?伊右衛門?だろう。あのサントリー伊右衛門でおなじみの伊右衛門によるカフェレストランだ。

同じティー文化でもヨーロッパの植民地と奴隷の上に成り立つティー文化と日本の庶民から上流階級までの広がりをもつお茶文化では始まりも深みもまるで違う。

 

そんなお茶文化を改めて見直してライフスタイルとして発信しようというのがこのサロンのコンセプトだ。

 

そしてランチでいただいたのが、これだ、

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いいね〜、他にも魅力てきなメニューがずらりだったが、せっかくなので「ぽい」ものにした。

懐石だが量が若干多めなは、今風ということになろうか。若い人には若干物足りないが、歳食うとこれがちょうど良いんです。

それにしても現地で頂く伊右衛門は格別だ、ホットも冷やも良い。

 

こういう文化の塊のような食事をいただくと、バタバタの出張も和んでしまうのが不思議だ。

 

お近くにお寄りの際はオススメです。

 

久しぶりに大きな書に挑戦 七澤菜波墨彩教室12月 書き納め

年の暮れということで、現在習っている書の教室で大型の書を。

本ブログではSOGEN先生の教室は何度か紹介しているが、現在はもう一人、女流書家の七澤菜波先生にも習っている。通常はNana先生と呼んでいる。

今回はNana先生の教室での書。

 

お題は、今年の言葉かそのほか描きたいものがあれば、ということだったので、今の自分の状態と今年の言葉を象徴するものにしてみた。

 

今月仕事でベトナムに行ったばかりで、2年前まで住んでいたということもあり、

一つ目の言葉は「熱帯」

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まんまなんだけど、、、

今年も、そして来年も気分は熱帯、にしたいです。

 

で、2題目は「仏領インドシナ」のデザイン書。これはホコリタタキに墨をつけて書いた後に、これまた馬毛の20cmくらいの毛足の特殊筆で追いかけるという書き方です。ほとんど字の原型は留めていませんが、ホコリタタキはきちんと文字を書いています。

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2枚とも全紙以上の大きさなので、書いていて気持ちいい。。

※全紙サイズは通常70cm ×136.3cmですが今回はその変形版2枚に描きました。

 

なんか、師走って感じが実感できる週末となりました。

 

 

 

 

京都駅前 京都タワー脇のすじ煮込み屋「へんこつ」で一杯

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出張帰りに一杯いきましょうと仲間と駅前の飲み屋へ。業者さんに紹介してもらった激ウマすじ煮込みのお店「へんこつ」に行ってみる。
 
開店5時の2分前についたら3人ほどいた。ラッキーだ。これなら座れる。で中に入って1杯目のビールを飲んでいると、ものの15分で満席に。これは超ラッキーだった。
 
老舗の法則として極少メニューと極多メニューがあるのだが、ここは極少。煮込みのバリエーションにお新香のみ。飲み物もビールお酒焼酎が数種類ずつのみ。こういうお店は美味いと決まっている。
 
で、最初の煮込みはこれだ、
 

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 そのあとも牛テール、サルベージ(鍋底のとろとろ)、おでんと矢継ぎ早にいただく。
ちょっと一杯のつもりがそこそこ一杯となったところで締め。
 
そそくさと帰路につきました。
 
表に出るとまだお客さんが並んでいる。常連に新参者が混ざって常に満席のお店。こちらのすじは赤味噌仕立てなので東京とは一風違う濃いのにさっぱりした口当たり。すすめです。
 

仮名手本忠臣蔵第三部を年の瀬に国立劇場でみる

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若干中途半端に成ってしまうが、仮名手本忠臣蔵の第三部を12月に見ることができた。11月の第二部は残念ながら叶わなかったが、10月の第一部と合わせて楽しませてもらった。第一部が浅野切腹までで、第二部は葛藤を描き、第三部でいよいよ討ち入りのクライマックス。
 
この三部は大星こと大石が暮らす山科まで母娘が旅する八段目から始まる。
大星由良之助のせがれ力也と許婚(いいなずけ)だった加古川本蔵の娘小浪が、お家お取り潰しで婚儀が流れ悲しむのを見て、母戸無瀬がもう一度力也に頼もうと、鎌倉から山科へ向かうシーン。
富士を背景に旅道中が描かれている。
 
九段目は京山科の大星由良之助の閑居、山科の雪転がし。
おなじみの、隠密への目くらましのため遊び三昧で酒でへべれけになった由良之助が家に帰ってくるシーンから始まる。史実では元禄時代は雪が多かったそうだが、京都でも結構降ったのだろう。酔った由良之助は帰りがてら従者に雪だるまを作らせながら花道から参上し家に帰る。
 
しばらくして八段目の力也許婚だった小浪と母戸無瀬が到着。戸無瀬はこの場で祝言してくれと覚悟の談判。いざとなったら女は強い。だめならこの場で死にますっ。って、歌舞伎だからまあ有りか。でもって応対した由良之助の妻お石が結婚するなら加古川本蔵の首を引き出物に欲しいと三方を差し出すと家の表にいた虚無僧が入ってきて「ふざけるな」と三方を足で踏み潰してしまう。その虚無僧は加古川本蔵本人というオチ。
 
なぜお石が結婚ならぬというのかなんだけど、殿中での刃傷の際、浅野を羽交い締めにして吉良に止めをささせなかったのがこの加古川本蔵。お家お取り潰しになるのならせめて吉良に止めをささせたかったというのもわかる。てな感じで本蔵とお石が真剣で斬り合いの喧嘩になるもあっさりお石が追い詰められたところで、力也が現れ本蔵の脇腹を一突き。そのあといよいよ由良之助参上。第一部の刃傷のことの次第がここで語られる。こちらは劇場でお楽しみだ。そしてお引き物だと本蔵は吉良邸の絵図面を差し出してこときれる。
 
十段は、堺での最後の準備のシーンだ。このシーンは人気がなかったらしく上演は珍しいらしい。討ち入り道具の問屋での顛末なのだが、最後に情報が漏れないかを試すシーンだ。
 
11段。最後の討ち入りのシーンは圧巻だ。幕が開いて四十七士が現れると、観客から拍手喝采。
場面代わり、吉良邸に入ってからはまさしく一気に進む。テンポがいい。
 
今回は浄瑠璃の花水橋引き上げの場がある。吉良の首を掲げて泉岳寺に向かうシーンで若狭之助に出会うシーンでもう一度一同の自己紹介。このシーンは省略される事もあるのだが、三部構成とあって普段省略されるシーンもきっちり演じられるのがいい。
大星が花道を去っていき幕だ。
 
様々な形で散々見ているのでストーリーはこびりついているのだが、やっぱりいい。こういった忠義の話はヨーロッパでも時々見かけるが、散り際の鮮やかさはいまだ忠臣蔵を超えるものに出会っていない。日本独特の物語なのだろう。
 
第三部は26日まで。年の瀬に日本を噛みしめるのも一興です。