浜町のオフィス&ショップ「HAMA1961」と「Hama House」を見学
浜町駅はもしかすると初めて降りることになるかも知れない。東京に住んで30年が経とうとしているが、もちろんのこと。初めて降りる駅はまだまだある。実は初めて住んだ街が江東区東砂なので、実は近いと言うことに地図をみて気付いた。
HAMA1961はリノベ、HamaHouseは「街のリビング」をコンセプトにした複合ビルだ。1Fに書店、2Fにキッチンスタジオとプロデュース会社goodmorningsのオフィス、3Fはクリエーター向けのスモールオフィス。屋上はルーフテラスといった具合。
まずはHAMA1961。築年1961年の建物を1Fをセレクトショップ、2Fをデザイン会社のオフィスとしてリノベーション。
パリ発のPAPIER TIGREのステーリョナリーショップ。
1階の片隅にキッチンがあり、いい感じです。
2Fのオフィス
うん、デザイナーっぽい。僕の場合はもっと雑多なアトリエっぽい感じが好きだけれど、とんがったデザイナーは何もないすっきりしたスタジオを好みそうです。
でもって、お隣のHama House。こちらは新築。
1Fには書店とカフェ。2Fのオフィスは準備中ということで、そそくさと3Fのスモールオフィス階に。
螺旋階段を登ると屋上。
この日はイベント用にテントで雨よけがあり。コーヒーを振舞ってくれました。
入り口で迎えてくれる植栽がいい感じだ。
プロジェクトチームは以下のとおり
企画:good mornings(株)(イベント・セミナー・ワークショップの企画運営会社で今回全面プロデュース)
設計:オンデザインパートナーズ
開発:安田不動産(株)(こちらが仕掛け人)
今回は招待者のみでしたが、オープン後はショップとして運営しています。周辺には安田不動産の企画物件がずらり。楽しめますよ。
書道用筆 武林邵芝巌 小号 山馬書画提筆 の書き味がとても良いことについて
書を長年やっているとやっぱりこの筆が良いとか、この墨がいいとか、だんだんと好みが出てきます。
私にとってはこの筆が非常に心地よく、ここ11年使い続けています。この筆と出会ってからはなかなか浮気出来ないでいたのですが、最近少しづつ色々試している今日この頃です。
さて、この筆「武林邵芝巌 小号 山馬書画提筆」(読み方不明)は書の教室の先生のおすすめで使い始めたものですが、同じ筆がいつも用具店にあることはまれです。どうして探し始めたかといえば、理由は簡単。へたってきたのです。数本あったものがとうとう最後の1本に。。。
そろそろ限界です。
最初はさまざまな書道用具点を回り、毛の種類やサイズを見ながら物色していたのですが、らちが明きません。同じ書き味の筆なんて早々見つかるものではないことを痛感していたのですが、長らく見つからず終いでした。
ところが最近ネットで検索していたらひょっこり見つかったのでびっくり。お試しに購入してみたら同じ書き味だったので、これでようやく再入手出来ます。
で、いろいろと探すうちに、筆の世界も色々なのだとわかり始めました。
ちなみにこちらの筆は、「武林」と書いていますので「杭州」を指します。
つまり中国は杭州のメーカーということになります。有名なのは上海工芸ですが、杭州の筆も結構一大勢力なのですね。他にも北京あり蘇州ありとメーカー別に特徴があって面白い。
でもってこの筆の書き味なのですが。一言で言えば硬めで楷書向き。となります。行書も硬めに仕上がります。
羊毛使いの先生に習うとどうしてもやわらかい羊毛ならではの筆線がでるのですが、現在通っている教室はかっちり系の楷書がメイン。お手本も松本芳翠先生のもの、唐代の楷書をベースにした端正な筆勢が特徴の書家です。
それがこの筆とベストマッチ。がんがん使いやすい価格も魅力で、非常に助かります。
こちらのお手本は銀座の鳩居堂にて入手可能です。色々探しましたが、東京都内ならここ。
もちろん日本にもご存知の呉竹やあかしやを筆頭にたくさんの製造元があり、そのディープさについついはまりそうになります。ただ日本のメーカーの場合、実は中国製なんてこともあるので、気をつけるに越したことはありません。
もちろん日本人職人の手による筆は値段をみれば一目瞭然。つまり高価です。もちろん私は職人製のものではなくメーカーの工場生産品を主に使っているのですが、、、それも中国製。
まあ、気にし始めるときりが無いので、そこまであまりのめりこまないようにしていますが、書芸をたしなんでいる間はそうも行かないでしょうね。でも一定のブレーキを踏んでおかないと、際限が無くなりそうで怖いです。
「武林邵芝巌 小号 山馬書画提筆」はこちらでネット購入できます。
渋谷の宮崎地鶏料理「車」で焼き鳥ランチ
久しぶりだ。こちでランチを頂くときはトロトロの親子丼と決まったいたのだが、現在糖質制限真っ最中、ということで宮崎地鶏炭火焼定食に。でも、これもありですね。もともと宮崎地鶏系で飲む際にはこの炭で真っ黒の焼き鳥をつまみに一杯のむのが相場だったのだが、ランチもありですよ、全然。
でな訳で、昼から歯ごたえ地味抜群の地鶏をいただきました。
渋谷駅から近いのもいいですね。
丸の内三菱一号館の美術館でダビンチ&ミケランジェロ展を拝見
三菱一号館は初めて入ります。
綺麗に改装していますが、元建築をしっかり残し、機能性アップを図るリノベーションを成功させていました。
当時が偲ばれますが、ものすごくお金がかかったことだけは想像できます。
さて、ダビンチ&ミケランジェロ展ですが、今回は必見です。空いているのもそうですけど、なにしろ素画の多さが特筆ものなんです。時々ファクシミリ版が混じっていますが、コピーの性能が上がったということでしょう。
本当によく複写できておりました。
もちろん直筆の素画には敵いませんが。。。
展覧会概要は以下です。9月24日までやっています。
(展覧会HPより転載します)
会期:2017年6月17日(土)~9月24日(日)
開館時間:10:00~18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
夜間特別開館:8月15日(火)~18日(金)は、10:00~20:00まで※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館(但し、祝日は開館)
主催:三菱一号館美術館、日本経済新聞社、テレビ朝日
後援:駐日イタリア大使館
協賛:損保ジャパン日本興亜、大日本印刷
協力:アリタリア-イタリア航空
お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)
展覧会サイト:http://mimt.jp/lemi 美術館サイト:http://mimt.jp
文京区椿山荘 日本料理みゆきでランチをいただく
文京区 椿山荘にある、日本料理みゆきでランチをいただく。やっぱりここはいいですね。
お店までのアプローチもいい、廊下の全面窓からはこんなお庭が。
席からは、バブル期に接待でフル回転の料亭錦水が、
wikiによると。(一部略)
山縣有朋が西南戦争の功績年金で1878年(明治11年)に購入し、「椿山荘」と命名。※江戸時代は久留里藩(福岡)黒田氏の下屋敷で椿山と呼ばれていた。
1918年(大正7年)大阪の藤田財閥の二代目当主藤田平太郎男爵が譲り受け、東京での別邸となる。※西南戦争の軍需物資を用立てたのが藤田財閥。
1948年(昭和23年)に藤田興業の所有地となり1万余の樹木を移植。1952年(昭和27年)より結婚式場として営業を開始。
1955年(昭和30年)に藤田興業の観光部門が独立して藤田観光が設立されると、椿山荘の経営は藤田観光に移管。
1992年(平成4年)に、敷地内にフォーシーズンズホテル椿山荘東京が開業。
2006年(平成18年)5月には藤田観光の本社が敷地内に移転。
2012年12月31日をもってフォーシーズンズ社(略)との業務提携契約終了。
2013年1月1日より「ホテル椿山荘東京」
山県有朋邸だったんですよね。直ぐ近くには肥後細川藩屋敷跡、現細川護煕元首相のお屋敷(現在は一部を永青文庫という私美術館として公開)や田中角栄元首相、現田中真紀子邸もあり、もともと目白近辺の地位の高さを感じることが出来ます。もともと山の手の高台はそういう位置付けなのですね。
フォーシーズンズのイメージが強かったので、椿山荘として訪れるのは久しぶりです。
と話を戻すと、久しぶりの椿山荘でいただいたの和食のランチコースです。
うっかり、御造りを撮影しわすれました。
たまにはこんな昼下がりもいいものです。費用はかかりますが、対効果も抜群です。
チャペル側は洋風だけれど、和風庭園との合わせが絶妙。写真右側には蛍イベントのせせらぎがあります。