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Consideration of an office worker living in Tokyo

ベトナムにスタバが増殖中につき 本日はホーチミンの93 Nguyen Du店で日曜午後の一服

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数年前までベトナム在住で2015年帰国。これでローテ離れてしばらく日本のプロジェクトに集中できる〜というのもつかの間、3年後の今年終盤10月よりベトナム担当兼務となり本日4階めの訪越。いよいよ本格的な乾季になり午後の日差しもスコールがないため心なしかキツ目の今日この頃です。

本日は羽田発深夜便で早朝6時ごろタンソンニャット空港に到着。飛行機苦手な私はホテルをアーリーチェックインにして昼まで就寝のつもりが、少々寝過ごして1時半。まだ夕方目覚めでないのがマシかも。と、気を取り直し、羽田で気付いたイヤホン忘れのショックを取り戻すべく電気屋さんに向かう途中。2015年にはまだ1軒めだったスタバが町中増殖していることに気づく。10月の再訪越で気づいていたんだけれども、本当に増えた。

16年のネットニュースに年内16軒目標と書かれているので。1年で一気に1軒から16軒になったということになる。しかも今は17年なので同じペースななら30軒越えのイメージになる。

じゃあそれまではそうしていたかというと、外人御用達のカフェは2大チェーンがありベトナムココーヒーチェーン大手のHighlands Coffeetと、The Coffee Bean & Tea Leaf

 2強がある大抵のショッピングモールや中規模施設には併設や近接のイメージだし、大きな通りには大体ある。

なのでそのどちらかで一服というのが赴任者には多いのではないだろうか。もちろんバリバリ地元系にもなれると行くようになり、カフェダー・コムドゥ(ダーは氷なのでアイスコーヒー、コムドゥはブラックで、という意味です)でロブスタ種のアイスコーヒーを楽しむようになります。私たちが普段飲んでいるコーヒーはアラビカ種で、ブラジルやコロンビア産のブレンドでお馴染みですが、このロブスタ種はベトナムコーヒーの味の決め手です。実はベトナム、ブラジルと肩を並べるコーヒー豆輸出大国なのです。なので日本の加工コーヒーにはかなり使われているはずです。

で、話を戻すと、コーヒー好きの私としてはどちらもリピートしていたわけですが、15年にスタバができてからはやはりいって見たかったものの、1軒しかないとなると想像の通り並ぶ羽目になります。なのでいつも通り過ぎていた口だったのです。

ところがベトナムに再度来て見たらこの通りなので、ディープローストコーヒーがいつでも飲める嬉しさ、特にフレッシュミルクのカフェラテのうまさを東京と変わらず享受できる嬉しさとは裏腹に、どんどん国際化してベトナムっぽさも薄まっていく寂しさも享受することになります。

こちらで事業を行い経済活動している身としては、どんどん発展していかないと活動の旨味もないし、地元のメリットもない。むしろ地元の方々はどんどん建て替わって行く様を望んでいるわけです。

ほんとこのままだとあっという間にバンコクっぽくなりそうで、嬉しさ半分という複雑な心境となります。もともとサイゴンホーチミンベトナム戦争始まるまでは、シナ半島で一番の商業都市だったわけで、嘘みたいだけどシンガポールとどっこいどっこい、どころか少し上。バンコクもKLも地方都市だったわけなので。たらればだけれど、戦争なければ今のバンコク並みだったことは想像に硬くない。余裕でアセアンの議長国レベルの可能性があったわけです。だから中国がじわじは統制経済に戻すのと並行してシナ半島、特にベトナムに各国が事業シフトしているという現実のあります。

っと、コーヒーの話だったんですよね。。。

日本から移動して間髪入れずにスタバのアイスラテを楽しんでいます。

それはそれで幸せです。

 

 本日の一服はこちらのスタバで。