京橋のエドグランの内覧会にお邪魔してシェアリングワークプレイスについて考える
京橋のエドグランが11月25日にオープンした。
2001年から始まった再開発案件なのだが、内覧する機会を得て見てきた。
上階がオフィスで下層階が商業。いろんな意味で最新のトレンドで出来上がっているビルだ。上階のオフィスはできるだけ大空間にした今風の作りだ。立地も京橋駅直結で、東京駅も徒歩圏という抜群さ。
オフィスも大空間で使いやすさを重視した「実」をとった設計。商業も多すぎず少なすぎずで小気味良い。
では何が特徴なのかといえば中間階にあるカフェ併設のワークプレイスだ。国の事業としても推進が決まっている企画なので、新企画というには微妙だが、向かう先は十分に未来を見据えている。
最近増えてきているシェアリングワークスペースとなっているのだ。
今後も増えていくと思うので、ビジネスマンには要注目の施設だ。
で、どんな施設かといえば、会社さえ認めれば仕事をここでやっても良いですよ、という契約が可能になった場合にさまざまなことが可能になる。
例えば、午前中は両親を病院に送って近場のシェアプレイスで仕事、午後から出社して普段通りに仕事
例えば、朝から大雪で明らかに電車が遅れているので、昼までシェアプレイスで仕事
といった具合だ。
今まではフレックスタイムはあっても、仕事場所は喫茶店や図書館で席の奪い合い。なんてこともあったのだが、初めから契約や予約で使うことができる。
拝見したシェアプレイスの運用方法はまだ公開されていないが、ここでセミナーを開いたり、社外ミーティングしたりと可能性が広がる設計になっていた。
とまあ、よりフレックスタイム+フレックスプレイスな時代に差し掛かっている。
今後間違いなくどんどん増えていくスペースなのだ。
おそらくはスタートは大企業からになるが、どんどん利用者は拡大していくことになるだろう。ネットによる管理がそれを可能にしている。
まあ、IT系企業がそのものを地でいってるんだけど。。。それが他の業種にも広がるのが特徴だ。
お近くにお寄りの際には立ち寄ってみてはいかがだろうか。空間を贅沢にゆるく使っているので落ち着いてティータイムできること請け合いです。