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Consideration of an office worker living in Tokyo

代々木上原 東京ジャーミーでトルコ旅行気分を味わう

街歩き


東京ジャーミー。聞き慣れないと思うが、代々木上原にある都内最大級のモスク=イスラム教の寺院だ。

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元々 日本ではイスラム教を回教と呼んでいた。そのため諸先輩型はモスクではなく回教寺院と言うと通じる。ジャーミー、はトルコ語で金曜礼拝の意味だ。イスラム教では一日5回礼拝を行う大規模モスクを意味する。隣接して東京回教学院があり、現在建て替え準備中だ。本体の寺院は2000年に立て替えられている。それまでは木造の寺院だったという。

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見学ツアーに参加して初めて知ったのでだが、代々木上原にトルコの人たちが住むようになった切っ掛けが、ソビエト連邦建国(1917年のロシア革命)だったことだ。トルコ人を含む中央アジアの人々が、ソビエト(今のロシア)による侵略・迫害を逃れ、日本に600人たどりついたのが始まりだという。そのうち200人が富ヶ谷付近に住み始め、その後、1938年昭和13年に礼拝堂と学校あ作られたのが始まりだ。その時の資金は日本側が出したという。それって開戦前か、、、すごい。その後老朽化で1986年に取り壊し、トルコ政府が跡地を引き継いだのが、今のモスクの始まりだ。

こちらの寺院はトルコ共和国の文化センターも兼ねているため、トルコ大使館所属だ。だから運営費もトルコ持ちとなる。
場所も代々木上原駅近くの井の頭通り沿いにあり、オスマン様式をかなり忠実に再現している。それもそのはずだ。材料はコンクリートと水以外は全部トルコから持ってきていると言うぐらい本国から輸入している。たしかに、日本を感じる物がない。職人も連れてきたというから本格的だ。

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訪れたときはラマダンの最中で今年は6月6日から7月5日まで。イスラム教徒は太陽が出ている間は水も含めて何も食べない断食を行う。でも説明してくれた方曰く、直ぐになれるそうだ。それよりも、この厳しいイスラム教でも直ぐ贅沢に慣れてしまうのだそうだ。だから断食で生活をリセットするのはとても良いきっかけになるという。また先ほどの一日5回の礼拝も、食事を考えればたやすいという。確かに、朝、昼、3時、夕方、夜食、、、確かに分ければ5回はある。別に食べるわけでなくとも礼拝して精神的な安息を一日5回得るというのは、メンタル的には合理性があるように感じる。宗教人口は、キリスト22億人、イスラム15億人、ヒンズー9億人、仏教は4億人弱だ。キリストとイスラムが抜きんでている。日本で一番多い仏教は数の上ではマイナーなのだ。

個人的には建築を生業としているだけに、オスマントルコ様式を東京でまじまじと見れるなんて新鮮だった。歴史に興味ある人もお勧めだ。

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 そうそう、トルコの小物を買うことも出来るのでお勧めですよ。
私は鍋敷きを購入、

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去年から本格化したテロでトルコ旅行をあきらめたので、ちょうど良かった。これはかなりの満足度です。