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Consideration of an office worker living in Tokyo

映画 | トゥルー・ロマンス(1993)を再鑑賞

映画

今回の映画:トゥルーロマンス1993 True Romance / 監督:トニー・スコットTony Scott / 脚本:クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino

え、なんでこれって、言わないでほしい。 タランティーノなら他にレザボアドッグスとかあるでしょうに、とかトニースコットならやっぱりトップガンとかでしょ、とか。だとしてもやっぱりこの映画が好きなんです。

主演はクリスチャンスレーターとパトリシア・アークエット。パトリシアは全米TVシリーズのミディアムのほうが知ってる人多いかもしれない。

この映画、いわゆる逃避行ものなんだけど、このジャンルにに好きな映画が多い。で、なんでこれなの?となる。ほんと好きなジャンルなので、まだまだありますいい映画。、、、と、今回はトゥルー・ロマンスね。

映画はやっぱりヒロインが決め手だと思っている。今回のフックはアラバマ役のパトリシア。「ミディアム」では霊感のあるふくよか母さんだったけど、トゥルー・ロマンスの頃の20代の頃の若さ爆発感が半端ない。綺麗というよりはキュートだ。例えるなら往年のノースウエストのスチュワーデス、もといキャビンアテンダンドとか、もしくはアメリカののどかな郊外のちょっとキュートなお姉さんという感じだ。

物語は若い男が若い娼婦と恋に落ち、うっかりポン引きから麻薬を取ってきてしまい、、、、とまるで映画のような巻き込まれ系なんだけど、そこはタランティーノ。細部への彼らしいこだわりがそこかしこに光る。逃避行の中でいろんな悪い奴らや、警察の悪いやつら(?)などなど、どんどん参加者が増えてきて、そりゃもう、、、これ以上は筋書きは言いません、、、。で、なんでこの映画を何度も見てしまうのか、と考えてみた。 そうか、キャストが豪華なんだよね!。 デニス・ホッパー。ブラット・ピット。クリストファー・ウォーケンゲイリー・オールドマンサミュエル・L・ジャクソントム・サイズモアヴァル・キルマー。などなど、次から次へ。20年前でこのキャストは豪華でしょ、やっぱり。個人的にはタランティーノ縛りと逃避行縛りでピックした映画だったんだけど、見る度に発見が。トニースコットだって80年代のトップガンとビバヒルコップ2のヒットでイケイケだし。キャストもスタッフもみんな全体に若い。

公開された時代(93)の背景を自分に照らせば、 日本もバブルがはじけた90年代初期の空気を考えると、大学時代に仕送りなしのバイト漬けで世間の風潮とは隔絶されていたのでピンとこなかった。政府の見解はは92年らしいが、映画が公開された93年はまだバブルの余韻は残っていたと思う。でも卒業する96年は歴史的な低有効求人倍率だったから、寒〜い状況だったので、その間に世間のあぁ〜あ弾けちゃった感が固定化されたんだと思う。この原稿を書きながらググったら、本当に96年が求人倍率最低で笑った。、、、っと、そんな状況だったので業界により温度差はあるけど。画面から伝わって来る、アメリカの金持ち文化、マフィア文化が日本から見れば、まだまだ元気で羨ましい感じでいっぱいだ。地べたを這いつくばっていた頃にこの映画を見てるわけだから、そりゃインパクト強だ。

映画選びの基準はいろいろあるけど、基本はロードショーとDVDのテーマ別くくりの人が多いと思う。トニー・スコット作品は監督縛りで観ている人が多いと予想。スコット作品はTVで放映される作品が大体が90年代からのものが多いように思う。もともとCM監督で売っていたので写真作りがちょっと派手めなところも時代に合っていた。映画監督としてブレークしたアラフォー時代のこの作品ということで、やりたいようにやってます的なノリも面白い。初めて見たときには気づかなかったんだけど、本当にタランティーノってクセが強いなーと改めて思う作品です。 

トニー・スコット縛りで、おや、これ観てないという方にはオススメします。

ラストシーンは監督とタランティーノで意見が割れて、監督の意向で締めてますのでお楽しみに。

これは、ネタバレじゃないでしょ。